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御櫛
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みぐし
ふりがな文庫
“
御櫛
(
みぐし
)” の例文
斎王の美に
御心
(
みこころ
)
を打たれながら、別れの
御櫛
(
みぐし
)
を髪に
挿
(
さ
)
してお与えになる時、
帝
(
みかど
)
は悲しみに堪えがたくおなりになったふうで
悄然
(
しょうぜん
)
としておしまいになった。
源氏物語:10 榊
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
かれ
七日
(
なぬか
)
の後に、その后の
御櫛
(
みぐし
)
海邊
(
うみべた
)
に依りき。すなはちその櫛を取りて、
御陵
(
みはか
)
を作りて治め置きき
一三
。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
延喜
(
えんぎ
)
の帝が御自身で説明をお添えになった古い巻き物のほかに、御自身の
御代
(
みよ
)
の宮廷にあったはなやかな儀式などをお描かせになった絵巻には、
斎宮
(
さいぐう
)
発足の日の
大極殿
(
だいごくでん
)
の別れの
御櫛
(
みぐし
)
の式は
源氏物語:17 絵合
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
櫛
漢検準1級
部首:⽊
19画
“御櫛”で始まる語句
御櫛笥殿