“大極殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいごくでん87.5%
たいきょくでん12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四月二十二日、新帝安徳天皇の即位式が行なわれたが、先年の火災で焼失した大極殿だいごくでんが使えないので、紫宸殿ししんでんが評議の末、式場にあてられた。
洛中の耳も、大極殿だいごくでんのたたずまいも、やがての鐘を、偉大な予言者の声にでもれるように、霜白々と、待ち冴えている。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝陽殿、大極殿たいきょくでん総章観そうしょうかんなどが造営された。
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)