“御札”の読み方と例文
読み方割合
おふだ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
神様の名のある御札おふだを踏んだら如何どうだろうとおもって、人の見ぬ処で御札を踏んで見た所が何ともない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
宝がないから仏の力をもって金を貸してくれろと云った所が、釋迦しゃかがそれは誠に心懸こゝろがけとうとい事じゃと云って貸したのがすなわちこのお経じゃ、又御札おふだをやるから方々ほう/″\って置いて
おなじ裏長屋でもお津賀の家は小綺麗に住まっているらしく、軒には亀戸かめいど雷除らいよけの御札おふだが貼ってあった。表の戸は相変らず錠をおろしてあるので、内の様子はわからなかった。
半七捕物帳:17 三河万歳 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)