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御恩
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めぐみ
ふりがな文庫
“
御恩
(
めぐみ
)” の例文
三三
故
(
ゆゑ
)
なき所に永く
居
(
を
)
らじと、
三四
己
(
おの
)
が身ひとつを
竊
(
ぬす
)
みて国に
還
(
かへ
)
る
路
(
みち
)
に、此の
疾
(
やまひ
)
にかかりて、思ひがけずも師を
労
(
わづら
)
はしむるは、身にあまりたる
御恩
(
めぐみ
)
にこそ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
赤穴
(
あかな
)
、
母子
(
おやこ
)
にむかひて、吾が近江を
遁
(
のが
)
れ来りしも、雲州の
動静
(
やうす
)
を見んためなれば、一たび
下向
(
くだ
)
りてやがて帰り来り、
五一
菽水
(
しゆくすゐ
)
の
奴
(
つぶね
)
に
御恩
(
めぐみ
)
をかへしたてまつるべし。
五二
今のわかれを給へといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
“御恩”の解説
御恩(ごおん)とは、封建社会において主人から従者に与えられる各種の保護のこと
将軍が家来となった武士の以前からの領地を保護したり
新たな領地を与えたりする
(出典:Wikipedia)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
恩
常用漢字
小6
部首:⼼
10画
“御恩”で始まる語句
御恩報
御恩借
御恩返
御恩顧
御恩土
御恩寵
御恩施
御恩禄
御恩蔭
御恩誼