“御家(ごけ)” の例文
駿府(すんぷ)より連れ歸り打寄て種々(しゆ/″\)異見に及びしかど文藏は何時かな思ひ切(きる)樣子もなく假令(たとへ)不孝と云(いは)れ勘當受る共是非に及ばずと思ひ切て申ける故然(しから)ば忠兵衞も致し方なく然程(さるほど)に思ひ詰給(つめたま)ふ上は暫時私しへ御任(まか)せ有べし必ず思し召違(めしちが)ひ有て短氣(たんき)の事など爲給ふなと種々に諭(さとし)置きて忠兵衞は御家(ごけ)のおもせが機嫌を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)