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御宝
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おんたから
ふりがな文庫
“
御宝
(
おんたから
)” の例文
旧字:
御寶
唯今
(
ただいま
)
私が
不束
(
ふつつか
)
に演じまするお話の中頃に、山中
孤家
(
ひとつや
)
の怪しい
婦人
(
おんな
)
が、ちちんぷいぷい
御代
(
ごよ
)
の
御宝
(
おんたから
)
と唱えて
蝙蝠
(
こうもり
)
の印を結ぶ処がありますから、ちょっと申上げておくのであります。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
的面
(
まとも
)
に台に向いまして、ちちんぷいぷい、
御代
(
ごよ
)
の
御宝
(
おんたから
)
と言ったのだか何だか解りませぬが、口に怪しい呪文を唱えて、ばさりばさりと
双
(
ふたつ
)
の
腕
(
かいな
)
を、左右へ
真直
(
まっすぐ
)
に
伸
(
の
)
したのを
上下
(
うえした
)
に動かしました。
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“御宝”で始まる語句
御宝前
御宝蔵
御宝剣
御宝殿