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御勘気
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ごかんき
ふりがな文庫
“
御勘気
(
ごかんき
)” の例文
旧字:
御勘氣
「どうもしない。
御勘気
(
ごかんき
)
をうけて以来、
牢人
(
ろうにん
)
して遊んでいたが、殿お討死を覚悟の御出陣と見て、お供に馳せ参じて来ただけのこと」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「これ、平馬さん、この俺に、指でもふれると、御隠居から
御勘気
(
ごかんき
)
だぞ——見ろ、大事な品物を、御前にとどけに来ているのだ」
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
「この
粗忽者
(
そこつもの
)
めがと、私は
御勘気
(
ごかんき
)
を蒙りたいのですが……」
嫁取婿取
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
いや。それがしも、そんな気がする。だが、未見の友と、初対面の場で、君公へ
御勘気
(
ごかんき
)
のお詫びなど、面目ないところを
新書太閤記:05 第五分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おう、ついまだ、後のはなしと思って、申しあげずにおりましたが——甥御どのの
御勘気
(
ごかんき
)
は、この藤吉郎に免じ、どうぞ許してあげて戴きとうござる。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
(
御勘気
(
ごかんき
)
の者に、一切
関
(
かま
)
うな。関うては、藩の御法を犯すことになろうぞ)
死んだ千鳥
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「——
御勘気
(
ごかんき
)
をうけて、犬千代は立ち
退
(
の
)
きましたぞ。お聞き及びか」
新書太閤記:02 第二分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
勘
常用漢字
中学
部首:⼒
11画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“御勘”で始まる語句
御勘定
御勘弁
御勘辨
御勘当
御勘當
御勘考
御勘定方
御勘免
御勘氣
御勘定役