御伽婢子おとぎぼうこ)” の例文
この「愛卿伝」はすでに浅井了意によって「御伽婢子おとぎぼうこ」に「藤井清六遊女宮城野みやぎのめとる事」と題して翻案されており、「浅茅が宿」は「御伽婢子」をも参照している。
雨月物語:04 解説 (新字新仮名) / 鵜月洋(著)
この「愛卿伝」はすでに浅井了意によって「御伽婢子おとぎぼうこ」に「藤井清六遊女宮城野みやぎのめとる事」と題して翻案されており、「浅茅が宿」は「御伽婢子」をも参照している。
『書紀』に小碓命おうすのみこと少女の装いで川上梟師たけるちゅうしたと出で、婦女男装して復仇したり、役者が女装して密通したりなど往々聞くが(『拾遺御伽婢子おとぎぼうこ』三の三、『甲子夜話』続二一)