“御伽衆”の読み方と例文
読み方割合
おとぎしゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夜食には、侍臣、御伽衆おとぎしゅうの者、僧、日吉神社の巫女みこなどまで交えて、賑やかに、はしゃいでいる声もしていたが、座も散って、独りに返ると
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
戦国時代以降の御伽衆おとぎしゅうはなし(桑田忠親著『大名と御伽衆』参照)に似かよった性格のもので、もとより成人おとな相手の咄であり、「キンデル・メールヒェン」となって始めて子ども向きのお伽噺とぎばなしとなり
『グリム童話集』序 (新字新仮名) / 金田鬼一(著)