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おひと
ふりがな文庫
“
御仁
(
おひと
)” の例文
「
夜前
(
やぜん
)
此の
御仁
(
おひと
)
がお見えになつてな。」と伯母は不安な調子で云つた。「お前に何ぞ御用があると云つてぢやつた。」
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死
(新字旧仮名)
/
長与善郎
(著)
そればツかりぢやアない、まア
此
(
こ
)
の
明治世界
(
めいぢせかい
)
にとつては
尊
(
たふと
)
い
御仁
(
おひと
)
さ、
福分
(
ふくぶん
)
もあり、
運
(
うん
)
もあるから
開運出世大黒天
(
かいうんしゆつせだいこくてん
)
さ。
七福神詣
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
「どうした事じゃ、其処な
御仁
(
おひと
)
に申すが敵討か、喧嘩か」
鍵屋の辻
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
若旦那様は、
温柔
(
おとな
)
しい、口数の
尠
(
すくな
)
い
御仁
(
おひと
)
で御座いました。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「
夜前
(
やぜん
)
この
御仁
(
おひと
)
がお見えになってな。」伯母は不安な調子でいった。「お前になんぞご用があるといってじゃった。」
青銅の基督:――一名南蛮鋳物師の死――
(新字新仮名)
/
長与善郎
(著)
“御仁”の意味
《名詞》
「他人」の尊敬語。お方。現代ではときに諧謔的。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
仁
常用漢字
小6
部首:⼈
4画
“御仁”で始まる語句
御仁体
御仁慈
御仁恕
御仁心
御仁恵
御仁惠
御仁政