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従来
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いままで
ふりがな文庫
“
従来
(
いままで
)” の例文
旧字:
從來
宣揚は
従来
(
いままで
)
にない幸福を感じて、夫人を傍からはなさなかったが、朝鮮の風習として結婚した両班の子弟は、すぐ山寺へ往って独居生活を始め
悪僧
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
天狗の宮には
祀
(
まつ
)
る者がなく窩人の
住家
(
すみか
)
には住む者がなく、
従来
(
いままで
)
賑やかであっただけにこうなった今はかえって寂しく
蕭殺
(
しょうさつ
)
の気さえ漂うのであった。
八ヶ嶽の魔神
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
斯様した我の心意気が解つて呉れたら
従来
(
いままで
)
通り浄く睦じく
交際
(
つきあ
)
つて貰はう、一切が斯様定つて見れば何と思つた彼と思つたは皆夢の中の物詮議、後に遺して面倒こそあれ
益
(
やく
)
無いこと
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
こうした我の心意気がわかってくれたら
従来
(
いままで
)
通り
浄
(
きよ
)
く
睦
(
むつ
)
まじく
交際
(
つきあ
)
ってもらおう、一切がこう定まって見れば何と思った
彼
(
か
)
と思ったは皆夢の中の物詮議、後に
遺
(
のこ
)
して面倒こそあれ
益
(
やく
)
ないこと
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“従来”の意味
《名詞・形容動詞》
従 来(じゅうらい)
以前から今まで。
(出典:Wiktionary)
従
常用漢字
小6
部首:⼻
10画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“従来”で始まる語句
従来通