トップ
>
徒輩
>
やから
ふりがな文庫
“
徒輩
(
やから
)” の例文
「国許では、久光公がござるゆえ、かようのことも起る。根元は、久光公ゆえ、この君を討取れなどと、悪逆無双の説をなす
徒輩
(
やから
)
も、ござります」
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
「まるで餓鬼畜生だ。飼犬を殺して、あろうことか、この尊い仏地を穢して煮て喰おうというのだ。浅間しい畜生道の仕業だ。お前等のような堕地獄の
徒輩
(
やから
)
は一時も、ここに置く訳には行かん!」
放浪の宿
(新字新仮名)
/
里村欣三
(著)
「庄屋、百姓の
類
(
たぐい
)
には、
流言
(
りゅうげん
)
をふり
撒
(
ま
)
いてもらえば、無智な
徒輩
(
やから
)
は、手もないて」
大岡越前の独立
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
徒
常用漢字
小4
部首:⼻
10画
輩
常用漢字
中学
部首:⾞
15画
“徒”で始まる語句
徒
徒歩
徒然
徒士
徒渉
徒爾
徒然草
徒事
徒労
徒弟