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後景
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こうけい
ふりがな文庫
“
後景
(
こうけい
)” の例文
これらの山水画的
後景
(
こうけい
)
は清長歌麿に及びて益〻進歩し、遂に北斎広重に至つて純然たる山水画をなせり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この特色は風俗画に至りて最も著しく婦女の姿態と家屋
路地
(
ろじ
)
等の
後景
(
こうけい
)
を配合せしむる事
頗
(
すこぶ
)
る巧妙なり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
不自然なる姿勢は幽婉の
境
(
さかい
)
を越えてしばしば神秘となり、これに配置せられたる単純なる
後景
(
こうけい
)
はあたかもパストラル曲中の美なる風景に等しく両々相伴うて看者の空想を音楽の
中
(
うち
)
に投ぜしむ。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
景
常用漢字
小4
部首:⽇
12画
“後”で始まる語句
後
後生
後退
後方
後悔
後姿
後家
後手
後日
後世