“待詫(まちわ)” の例文
お勢の落着たに引替え、文三は何かそわそわし出して、出勤して事務を執りながらもお勢の事を思い続けに思い、退省の時刻を待詫(まちわ)びる。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
トいう光景(ありさま)で、母親も叔父夫婦の者も宛(あて)とする所は思い思いながら一様に今年の晩(く)れるを待詫(まちわ)びている矢端(やさき)
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)