待惚まちぼ)” の例文
「君達は何だつて、こんな処へたかつてるんだ、蠅のやうに。御馳走が彼方あつち待惚まちぼけてるぢやないか。」
昨日もいたずらに待惚まちぼけ食うし、今日もどうやら当てにならないらしく思われたので。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)