“彼岸会”の読み方と例文
旧字:彼岸會
読み方割合
ひがんえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、何者の悪戯わるさかサッパリ判りません。ただ「葬式とむらい機関車」D50・444号は、まるで彼岸会ひがんえの坊主みたいに忙しかったんです。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
茶を飲みながらふと見ると、壁の貼紙はりがみに、彼岸会ひがんえ説教せっきょう斗満寺とまむじと書いてある。斗満寺! 此処ここ其様そんなお寺があるのか。えゝありますと云う。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)