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形体
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えたい
ふりがな文庫
“
形体
(
えたい
)” の例文
旧字:
形體
彼は何だか
形体
(
えたい
)
の知れない壁にぶつかったようで、息苦しさまで覚えた。「つきぬけなければならない、つきぬけることが必要だ、」
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
泣いてよいか笑ってよいか
形体
(
えたい
)
の知れない感情が、昌作の胸の中一杯になった。それでも彼は行かなければならなかった。
野ざらし
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
それらの一部分ずつ含んだ
形体
(
えたい
)
の知れない感情だった。姉として、異性として、女友達として、慰安者として、保護者として……なつかしみ慕う、というばかりでもなかった。
反抗
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
ふいに
形体
(
えたい
)
の知れない忿懣の情に駆られた。
立枯れ
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“形体”の意味
《名詞》
形体(けいたい)
姿。形。様子。
(出典:Wiktionary)
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
体
常用漢字
小2
部首:⼈
7画
“形”で始まる語句
形
形相
形見
形状
形骸
形容
形代
形跡
形成
形式