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引過
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ひけすぎ
ふりがな文庫
“
引過
(
ひけすぎ
)” の例文
引過
(
ひけすぎ
)
のこの静けさを幸いといわぬばかり、近くの横町で、
新内語
(
しんないかた
)
りが何やら語りはじめたのが、幾とし月聞き馴れたものながら、時代を超越してあたりを昔の世に引き戻した。
草紅葉
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
と瀧の戸という番頭新造は出て
往
(
ゆ
)
きました。
後
(
あと
)
で音羽が箪笥の引出から出しましたは
嗜
(
たしな
)
みの合口でございます。其の内に
引過
(
ひけすぎ
)
に成りましたから、
禿
(
かむろ
)
も壁に寄り掛って居寝りを致して居りまする。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
引
常用漢字
小2
部首:⼸
4画
過
常用漢字
小5
部首:⾡
12画
“引”で始まる語句
引
引込
引摺
引返
引張
引掛
引籠
引立
引緊
引出