引籠ひきこもり)” の例文
「筑摩軍記」にいわく、「去る程に織部正則重公数年以来病気の故を以て国中の仕置を老臣共にまかせ、己は奥殿に引籠ひきこもり給て専ら桔梗の方の寵愛に政務を忘れ、 ...
それは陸軍に出てから病気引籠ひきこもりをしたことがないという位だから、めったにいらない。
(新字新仮名) / 森鴎外(著)
越前守病中引籠ひきこもりの機会を利用し、到頭とうとう老中から引摺りおろしてしまったのです。
礫心中 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
かく詮方てだてありと皆々に物語る處へ取次戸村とむら馳來はせきたり只今町奉行方より平石次右衞門使者ししやに參り口上の趣きには天一坊樣御歸り後大岡氣脱きぬけいたし候や癪氣しやくきさし起り候に付今日より引籠ひきこもり候との由なりと云ふに山内是を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)