“引当”のいろいろな読み方と例文
旧字:引當
読み方割合
ひきあ75.0%
ひきあて25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
幸福な運命の一つを首尾しゆびよく自分に引当ひきあてたらしく思はれて、内心ほつとしたほどであつた。
復讐 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)
貧乏鬮びんぼうくじ引当ひきあてた者は、祖先伝来の家屋敷や畑をすてゝ、代地だいちと云えば近くて十丁以内にはなく、他郷に出るか、地所が不足では農をよして他に転業しなければならぬ者もあろう。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)