“弁明”の読み方と例文
読み方割合
べんめい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは一体どうしたことですか。責任のある弁明べんめいをうかがいたい。さもないと、メリー号をあずかっているわたしとして、英国へ帰ってから申し開きができません
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
なまじい、借金の催促にたんぢやない抔と弁明べんめいすると、又平岡が其うらくのがしやくだから、向ふの疳違かんちがひは、疳違かんちがひかまはないとしていて、此方こつち此方こつちを進める態度たいどた。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「ドノバン君、こんなことは遊戯だからどうでもいいけれども、しかしカンニングで勝ったと思われては人格上の問題になるから、それだけは弁明べんめいしておくよ、僕はけっしてラインをわらなかったよ」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)