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座繰
ふりがな文庫
“座繰”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ざぐ
50.0%
ざぐり
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ざぐ
(逆引き)
前の広庭には高い物干し竿が
幾列
(
いくなら
)
びにも順序よく並んでいて、朝から
紺糸
(
こんいと
)
がずらりとそこに干しつらねられる。糸を
繰
(
く
)
る
座繰
(
ざぐ
)
りの音が
驟雨
(
しゅうう
)
のようにあっちこっちからにぎやかに聞こえる。
田舎教師
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
座繰(ざぐ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ざぐり
(逆引き)
「あの蚕の口から出まする糸、それを
座繰
(
ざぐり
)
にかけて繰り出しましてから、島田に結わせて、世間様へお
目見得
(
めみえ
)
を致させまする、あれは通常、生糸と申しましてな」
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
座繰(ざぐり)の例文をもっと
(1作品)
見る
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
繰
常用漢字
中学
部首:⽷
19画
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座主
座布団
座右
座敷牢
座興
座蒲團
“座繰”のふりがなが多い著者
中里介山
田山花袋