“広長舌”の読み方と例文
読み方割合
こうちょうぜつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
君一日浴後居士の室に至る、茶を煮て共に世事を談ず。君広長舌こうちょうぜつを掉い無碍弁むげべんを恣にして頻に居士の耳をおどろかす。談偶文章と演説の利益に及ぶ。
松の操美人の生埋:01 序 (新字新仮名) / 宇田川文海(著)
(古松は般若はんにゃを談じ、幽鳥は真如しんにょもてあそぶ)とあるも、「渓声便是広長舌、山色豈非清浄身。」(渓声すなわちこれ広長舌こうちょうぜつ、山色あに清浄身しょうじょうしんにあらざらんや)
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)