“年貢米”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねんぐまい71.4%
ねんぐ14.3%
ねんぐめえ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人も知るように、当時の諸大名が農民から収めた年貢米ねんぐまいの多くは、大坂の方に輸送されて、金銀に替えられた。大坂は米取引の一大市場であった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
地主ぢぬしはいばつて年貢米ねんぐとる
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)
立金たてがねをしてくれろといふ、まとまつた金の算段はできはしねえから、年貢米ねんぐめえの金を盗んで立金に入れ、手前の方の仕末はついた所が、そのぼくがわれたもんだから