“ねんぐ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
年貢96.0%
年供2.0%
年貢米2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は君が知っている通り、松江しょうこうに田を持っている。そうして毎年秋になると、一年の年貢ねんぐを取り立てるために、僕自身あそこへくだって行く。
奇遇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
昔ギリシアのアポロ神がクリノスより献じた年供ねんぐを盗んだ鼠を射殺したので、その神官が鼠に乗る体を画いたと同意と考う。
地主ぢぬしはいばつて年貢米ねんぐとる
赤い旗 (旧字旧仮名) / 槙本楠郎(著)