差添さしそえ)” の例文
祖五郎は早速麻上下あさがみしもで役所へ出ますと、家老寺島兵庫差添さしそえの役人も控えて居り、祖五郎は恐入って平伏して居りますと
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
今日きょうは龜甲屋幸兵衛夫婦殺害せつがい一件の本調というので、関係人一同町役人ちょうやくにん家主五人組差添さしそえで、奉行所の腰掛茶屋に待って居ります。やがて例の通り呼込になって一同白洲に入り、たまりと申す所に控えます。
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)