巨身きょしん)” の例文
そのくろいつばさを、左右にひろげるときは、一じょうあまりの巨身きょしんとなり、銀のつめをさか立てて、まっ赤な口をあくときは、空とぶ小鳥もすくみ落ちるほどながある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)