工合ぐえい)” の例文
今の利齋ぐれえにゃアす積りだが……むゝあの鹿島かしまさんの御注文で、島桐しまぎりの火鉢と桑の棚をこせえたがの、棚の工合ぐえいは自分でもく出来たようだから見てくれ
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
釘の削り塩梅から板の拵え工合ぐえいと釘の打ち様にあるんだ、それだから釘一本ひとに削らせちゃア自分の精神が入らねえところが出来て、道具が死んでしもうのだ
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)