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川添
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かわぞい
ふりがな文庫
“
川添
(
かわぞい
)” の例文
町の場末から、橋を一つ渡って、山の
麓
(
ふもと
)
を、五町ばかり
川添
(
かわぞい
)
に、途中、家のない処を
行
(
ゆ
)
くので、雪にはいうまでもなく
埋
(
うず
)
もれる。
古狢
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
万物の姿が目に見えるおだやかな薄明が訪れる頃には、彼等はこの
川添
(
かわぞい
)
の小村の橋や屋根の下に来ていた。
サレーダイン公爵の罪業
(新字新仮名)
/
ギルバート・キース・チェスタートン
(著)
そうするとまたそろそろと
勇気
(
いきおい
)
が出て来て、家を出てから一里足らずは笛吹川の
川添
(
かわぞい
)
を上って、それから右手の
嶺通
(
みねどお
)
りの腰をだんだんと「なぞえ」に上りきれば、そこが甲州
武州
(
ぶしゅう
)
の境で
雁坂越
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
お
邸中
(
やしきじゅう
)
が浜の別荘へ来てじゃに就いて、その先生様も見えられたが、この
川添
(
かわぞい
)
の小橋の
際
(
きわ
)
のの、
蘆
(
あし
)
の中へ立てさっしゃる事になって、今日はや奥さまがの、この切通しの
崖
(
がけ
)
を越えて
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“川添”の解説
川添(かわぞえ)は高松市東部にある一地区で、高松市役所川添出張所の管内。元山町、東山崎町、下田井町の3町からなる。かつては全域が「木田郡川添村」(かわぞえむら)として存在し、1956年(昭和31年)9月30日に高松市に編入された。
(出典:Wikipedia)
川
常用漢字
小1
部首:⼮
3画
添
常用漢字
中学
部首:⽔
11画
“川添”で始まる語句
川添富彌