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巍峩
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ぎが
ふりがな文庫
“
巍峩
(
ぎが
)” の例文
右に仰いだ明神岳の
巍峩
(
ぎが
)
たる姿を後にして、前面に焼岳の噴烟が現れるともう河童橋である。
秩父宮殿下に侍して槍ヶ岳へ
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
抑
(
そも/\
)
燧山は岩代国に
属
(
ぞく
)
し
巍峩
(
ぎが
)
として天に
秀
(
ひい
)
で、其麓
凹陥
(
おうかん
)
して尾瀬沼をなし、沼の三方は低き山脈を以て
囲繞
(
ゐげう
)
せり、翻々たる
鳧鴨
(
ふわう
)
は
捕猟
(
ほりやう
)
の至るなき為め
悠々
(
いう/\
)
として水上に飛
翔
(
しやう
)
し
利根水源探検紀行
(新字旧仮名)
/
渡辺千吉郎
(著)
眼前脚下は一大傾斜をなして下っていて、其の先に
巍然
(
ぎぜん
)
として雄峙している穂高は、其の壮烈
儼偉
(
げんい
)
な山相をムンズとばかりに示していた。ただもう
巍峩
(
ぎが
)
という言葉よりほかに形容すべき言葉はない。
穂高岳
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
巍
漢検1級
部首:⼭
21画
峩
漢検準1級
部首:⼭
10画
“巍”で始まる語句
巍然
巍々
巍峨
巍
巍国公
巍々堂々
巍乎
巍立
巍石鬼