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岩屑
ふりがな文庫
“岩屑”の読み方と例文
読み方
割合
いわくず
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわくず
(逆引き)
崩れ落ちる
岩屑
(
いわくず
)
が、
忽
(
たちま
)
ちにして渓谷を埋め、かつてはキルギスの絶好の牧場であったところを、美しい山湖に変えてしまったのである。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
岩屑
(
いわくず
)
を集めたものか、
赭
(
あか
)
みを帯びたあら土が、ところどころ
饅頭
(
まんじゅう
)
のように盛上げてある。
ちくしょう谷
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
岩にとりつこうとしたが、砕けた岩の急勾配で、彼はずずずと滑り落ち、足先がなにかに触った、と思うとたん、躯が横になり、まっ暗な穴のようなところへ、
岩屑
(
いわくず
)
といっしょに、転げ落ちた。
山彦乙女
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
岩屑(いわくず)の例文をもっと
(3作品)
見る
“岩屑”の意味
《名詞》
岩盤や岩体の物理的・化学的な風化により生じ、自然に存在する岩石の破片。いわくず。
(出典:Wiktionary)
岩
常用漢字
小2
部首:⼭
8画
屑
漢検準1級
部首:⼫
10画
“岩”で始まる語句
岩
岩窟
岩魚
岩角
岩代
岩屋
岩石
岩壁
岩礁
岩畳
“岩屑”のふりがなが多い著者
山本周五郎
中谷宇吉郎