“山鹿素行”の読み方と例文
読み方割合
やまがそこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も山鹿素行やまがそこうや、四十七士や、水戸浪士を地下に起して、その小さくなったイブセンやトルストイに対抗させるには及ばないのです
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
中江藤樹なかえとうじゅ、熊沢蕃山、山鹿素行やまがそこう伊藤仁斎いとうじんさい、やや遅れて新井白石、荻生徂徠おぎゅうそらいなどの示しているところを見れば、それはむしろ非常に優秀である。
山鹿素行やまがそこう先生は、何と教えた。父長直ながなおは常に何と云った。慈母のおしえ、幼少から読んだあらゆる教典の文字。それらを、思い出すことが努力だった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)