“山鴿”の読み方と例文
読み方割合
やまばと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
……不穏ふおんな風の渡る音。山鴿やまばとの鳴く声さえも、途絶え勝ちだ。空模様もだんだんあやしくなって来る。燦然さんぜんまたたいていた星々も、あっちにひとつこっちにひとつとだんだん消え失せて行く………
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
そんな気がするんだ。……清原。聞いてごらん。……山鴿やまばとだ。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)
………そして、時折、山鴿やまばと物淋ものさびしげな鳴声がし始める。
なよたけ (新字新仮名) / 加藤道夫(著)