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山中
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やまじゅう
ふりがな文庫
“
山中
(
やまじゅう
)” の例文
はだかった胸と、
露
(
あら
)
わになった両脚を吹く涼しい風を感じながら、遠く近くから
疎
(
まばら
)
に聞こえて来るツクツク法師の声に耳を傾けていた。
山中
(
やまじゅう
)
の静けさがヒシヒシと身に
泌
(
し
)
み透るのを感じていた。
笑う唖女
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
重太郎はお葉の跡を追って、これも東西の
嫌
(
きら
)
い無しに
山中
(
やまじゅう
)
を駈け廻ったが、容易に女を捉え得なかった。
嶮岨
(
けんそ
)
に馴れたる彼は、飛ぶが如くに
駈歩
(
かけある
)
いて、一旦は
麓
(
ふもと
)
まで降ったが又思い直して
引返
(
ひっかえ
)
した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
何分きょうは
山中
(
やまじゅう
)
が
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
“山中”の意味
《名詞》
山中(さんちゅう)
山や森林の中。山間。
(出典:Wiktionary)
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“山中”で始まる語句
山中人饒舌
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山中鹿之介幸盛
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山中常盤双紙