“屯倉(ミヤケ)” の例文
朝鮮半島に於ける国を内屯倉(ウチツミヤケ)と称したのも、実は、蕃国使に宣せられる詔旨に、其大国を、日本の内なる屯倉(ミヤケ)同格に、取扱ふといふ意味の発想法が、淆(まじ)つてゐたからの事と信じてゐる。
高御座 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
白髮天皇の二年冬十一月、播磨の國司山部ノ連の先祖伊與(イヨ)ノ來目部(クメベ)ノ小楯(ヲタテ)、赤石郡に於て、自ら新甞の供物を辨ず。適、縮見(シヾミ)ノ屯倉(ミヤケ)ノ首(オビト)、新室の縱賞(ホカヒ)して、夜を以て晝に繼ぐに會ふ。(顯宗紀)