トップ
>
屯倉
>
ミヤケ
ふりがな文庫
“
屯倉
(
ミヤケ
)” の例文
朝鮮半島に於ける国を
内屯倉
(
ウチツミヤケ
)
と称したのも、実は、蕃国使に宣せられる詔旨に、其大国を、日本の内なる
屯倉
(
ミヤケ
)
同格に、取扱ふといふ意味の発想法が、
淆
(
まじ
)
つてゐたからの事と信じてゐる。
高御座
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
白髮天皇の二年冬十一月、播磨の國司山部
ノ
連の先祖
伊與
(
イヨ
)
ノ
來目部
(
クメベ
)
ノ
小楯
(
ヲタテ
)
、赤石郡に於て、自ら新甞の供物を辨ず。適、
縮見
(
シヾミ
)
ノ
屯倉
(
ミヤケ
)
ノ
首
(
オビト
)
、新室の
縱賞
(
ホカヒ
)
して、夜を以て晝に繼ぐに會ふ。(顯宗紀)
国文学の発生(第三稿):まれびとの意義
(旧字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
“屯倉”の意味
《名詞》
大和朝廷の直轄地から収穫した穀物を収納した倉庫。
大和朝廷の直轄地。
(出典:Wiktionary)
“屯倉”の解説
屯倉(みやけ)は、ヤマト王権の支配制度の一つ。全国に設置した直轄地を表す語でもあり、のちの地方行政組織の先駆けとも考えられる。
(出典:Wikipedia)
屯
常用漢字
中学
部首:⼬
4画
倉
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
“屯”で始まる語句
屯
屯所
屯田兵
屯食
屯営
屯々
屯家
屯集
屯田
屯營