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屠手
ふりがな文庫
“屠手”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
としゅ
50.0%
としゆ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
としゅ
(逆引き)
屠手
(
としゅ
)
は屠獣所から雇うてきたのである。撲殺には何の用意もいらない。屠手が小さな
斧
(
おの
)
に似た
鉄鎚
(
てっつい
)
をかまえて立っているところへ、牧夫が牛を引いて行くのである。
去年
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
屠手(としゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
としゆ
(逆引き)
内に庭を
隔
(
へだ
)
てゝ、北は検査室、東が屠殺の小屋である。年の頃五十余のでつぷり肥つた男が人々の指図をして居たが、其老練な、
愛嬌
(
あいけう
)
のある物の言振で、
屠手
(
としゆ
)
の
頭
(
かしら
)
といふことは知れた。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
屠手(としゆ)の例文をもっと
(1作品)
見る
屠
漢検1級
部首:⼫
11画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“屠”で始まる語句
屠
屠蘇
屠殺
屠者
屠所
屠腹
屠殺場
屠牛
屠児
屠牛場
“屠手”のふりがなが多い著者
伊藤左千夫
島崎藤村