“としゆ”の漢字の書き方と例文
語句割合
屠手100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
内に庭をへだてゝ、北は検査室、東が屠殺の小屋である。年の頃五十余のでつぷり肥つた男が人々の指図をして居たが、其老練な、愛嬌あいけうのある物の言振で、屠手としゆかしらといふことは知れた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)