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屠児
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えとり
ふりがな文庫
“
屠児
(
えとり
)” の例文
「家に妻子を蓄へ、口に
腥膻
(
なまぐさ
)
を
啖
(
くら
)
ふ」とあって、すなわち肉食妻帯の在家法師であり、その「形は沙門に似て、心は
屠児
(
えとり
)
の如し」
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
いずれも腹巻や
籠手
(
こて
)
脛
(
すね
)
当てをし、槍や長柄などをひっさげた、雄々しく物々しい連中であったが、しかしそれらは武士ではなく、
禰宜
(
ねぎ
)
、修験者、陰陽師、
屠児
(
えとり
)
、人相見、
牙僧
(
すあい
)
、
圉人
(
うまかい
)
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
口に
腥膻
(
なまぐさ
)
を
啖
(
くら
)
い、形は沙門の如く、心は
屠児
(
えとり
)
の如しと言われた破戒法師であった。
賤民概説
(新字新仮名)
/
喜田貞吉
(著)
屠
漢検1級
部首:⼫
11画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“屠”で始まる語句
屠
屠蘇
屠殺
屠者
屠所
屠腹
屠殺場
屠牛
屠牛場
屠殺者