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尾長
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おなが
ふりがな文庫
“
尾長
(
おなが
)” の例文
すぐ悔いを覚えたものの——『これほどな
馬数
(
うまかず
)
にも、あれに
勝
(
まさ
)
るは見うけません。
容貌
(
かおだち
)
、
眸
(
ひとみ
)
、
尾長
(
おなが
)
など、名馬の
相
(
そう
)
を、ことごとくそなえたものです』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春には
松露
(
しょうろ
)
が沢山取れるという松林の中には、所々に名もない箪が出てるきりだったが、その代りに、
尾長
(
おなが
)
と俗に呼ばれてる白と黒と灰と三色の美しい鳥が沢山居た。
月明
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
三日
(
みか
)
の花
鸚鵡
(
おうむ
)
尾長
(
おなが
)
の
鳥軍
(
とりいくさ
)
重五
(
じゅうご
)
木綿以前の事
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
尾長
(
おなが
)
蛆虫
(
うじむし
)
成敗ぞする
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“尾長”の意味
《名詞》
尾 長(おなが、びちょう)
(おなが)尾が長いこと。スズメ目カラス科の鳥。
(びちょう)動物の腹を下に寝かせ、垂直の状態で尾の基部から先端までを測った長さ。
(出典:Wiktionary)
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“尾長”で始まる語句
尾長猿
尾長鶏
尾長鳥