“尾長”の読み方と例文
読み方割合
おなが100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すぐ悔いを覚えたものの——『これほどな馬数うまかずにも、あれにまさるは見うけません。容貌かおだちひとみ尾長おながなど、名馬のそうを、ことごとくそなえたものです』
春には松露しょうろが沢山取れるという松林の中には、所々に名もない箪が出てるきりだったが、その代りに、尾長おながと俗に呼ばれてる白と黒と灰と三色の美しい鳥が沢山居た。
月明 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
三日みかの花鸚鵡おうむ尾長おなが鳥軍とりいくさ 重五じゅうご
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)