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尾端
ふりがな文庫
“尾端”の読み方と例文
読み方
割合
びたん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びたん
(逆引き)
「敵は、二万余り、お味方は一万四千。かれの優勢に、正攻を取るのは不利とおもわれます。——一応、やり過ごして、敵の
尾端
(
びたん
)
から撃破してかかるべきでしょう」
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
当三月下旬その大きさを計るに、頭より尾元に至るまで、長さ一尺二寸五分、高さ六寸、方言「ゴンボウ」と称し、尾の長さわずかに一寸三分、
尾端
(
びたん
)
右方に曲がりてあたかも
鉤
(
かぎ
)
のごとし。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
すると、それがしは直ぐ城内からその
尾端
(
びたん
)
を叩きます。また、曹操がお城のほうへ向かえば、将軍も転じて、彼の後方を
脅
(
おびや
)
かし、かくして、掎角の陣形に敵を挟み、彼を
屠
(
ほふ
)
るの計であります
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
尾端(びたん)の例文をもっと
(3作品)
見る
“尾端”の意味
《名詞》
尻尾の先。
末端。
(出典:Wiktionary)
尾
常用漢字
中学
部首:⼫
7画
端
常用漢字
中学
部首:⽴
14画
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吉川英治