“小豆餡”の読み方と例文
読み方割合
あずきあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこへ杖を飛ばしたそうです。七十ぐらいの柔和なお婆さんが煙草盆たばこぼんを出してくれて、すぐに煎茶せんちゃを振舞い、しかも、嫁が朝のこしらえたと、小豆餡あずきあんの草団子を馳走した。
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
小豆餡あずきあん饅頭まんじゅうというような念の入った品がわりだけをケンズイというのは、年に一度か二度のとくべつ労働の日らしく、中国地方の西北海岸や、九州の南部から島々にかけて
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)