小豆大あずきだい)” の例文
紺碧のナポリの湾から山腹を逆様さかさまに撫で上げる風は小豆大あずきだいの砂粒を交えてわれわれの頬に吹き付けたが、ともかくも火口を俯瞰ふかんするところまでは登る事が出来た。
二つの正月 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ようや小豆大あずきだいのかたちをつらねたかげを、真下ましたながれにただよわせているばかりであった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)