“あずきだい”の漢字の書き方と例文
語句割合
小豆大100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紺碧のナポリの湾から山腹を逆様さかさまに撫で上げる風は小豆大あずきだいの砂粒を交えてわれわれの頬に吹き付けたが、ともかくも火口を俯瞰ふかんするところまでは登る事が出来た。
二つの正月 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
ようや小豆大あずきだいのかたちをつらねたかげを、真下ましたながれにただよわせているばかりであった。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)