“小艶(こえん)” の例文
小艶(こえん)は綱の上へ眞つ直ぐに立つてゐたこと、道化の玉吉は衝立の蔭に首を突つ込んで、良い聲で唄を歌つてゐたこと——、玉六はそれに調子を合せながら
「小艶(こえん)が殺されたさうぢやないか。滿更知らない仲ぢやないから、悔(くや)みを言ふ心算(つもり)で來たが、まだゐるかい」
その中にも、輕業(かるわざ)の玉水一座の繪看板がお靜の注意をひきました。花形の太夫は小艶(こえん)といふ二十四五の女で、曾(かつ)ては水茶屋のお靜と張合つた兩國第一の人氣者。
その中にも、軽業(かるわざ)の玉水一座の絵看板がお静の注意をひきました。花形の太夫(たゆう)は小艶(こえん)という二十四五の女で、かつては水茶屋のお静と張り合った両国第一の人気者。