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小紫
ふりがな文庫
“小紫”の読み方と例文
読み方
割合
こむらさき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こむらさき
(逆引き)
前にいった滝泉寺門前の料理屋角伊勢の庭内に、例の
権八
(
ごんぱち
)
小紫
(
こむらさき
)
の比翼塚が残っていることは、江戸以来あまりにも有名である。
目黒の寺
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
第二の浅草の記憶は
沢山
(
たくさん
)
ある。その最も古いものは
砂文字
(
すなもじ
)
の婆さんの記憶かも知れない。婆さんはいつも
五色
(
ごしき
)
の砂に
白井権八
(
しらゐごんぱち
)
や
小紫
(
こむらさき
)
を
描
(
か
)
いた。
野人生計事
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「色と意気地を立てぬいて、
気立
(
きだて
)
が
粋
(
すい
)
で」とはこの事である。かくして
高尾
(
たかお
)
も
小紫
(
こむらさき
)
も出た。「いき」のうちには
溌剌
(
はつらつ
)
として武士道の理想が生きている。
「いき」の構造
(新字新仮名)
/
九鬼周造
(著)
小紫(こむらさき)の例文をもっと
(9作品)
見る
“小紫”の解説
小紫(しょうし)は、648年から685年まで日本で用いられた冠位である。上から数えて6番目で、大紫の下にあたる。小紫の下の位は大錦、大花上、大錦上と変遷した。
(出典:Wikipedia)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
紫
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“小紫”で始まる語句
小紫濃
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紫紺絖小姓袴
小紫濃
権八小紫
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