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小三
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こさん
ふりがな文庫
“
小三
(
こさん
)” の例文
同時にまた、教科書の間に隠した『
梅暦
(
うめごよみ
)
』や
小三
(
こさん
)
金五郎
(
きんごろう
)
の叙景文をば
目
(
ま
)
の
当
(
あた
)
りに見る川筋の実景に対照させて喜んだ事も度々であった。
夏の町
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
妥女
(
うねめ
)
が
原
(
はら
)
に
小三
(
こさん
)
という三人姉妹の芝居があり、も一つ、鈴之助というのがあっただけで、これらは
葭簀張
(
よしずば
)
りの小屋でございますから、まあ私どもが
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
「むむ、
小三
(
こさん
)
の芝居か」
半七捕物帳:54 唐人飴
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
深川の芸者で姉は小川屋の
小三
(
こさん
)
といい、または八丁堀
櫓下
(
やぐらした
)
の芸者となり、そのほかさまざまの生活をして、好き自由な日を暮しながら歌人としても相当に認められ、
井上文雄
(
いのうえふみお
)
から
松
(
まつ
)
の
門
(
と
)
の名を許され
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
“小三”の意味
《名詞》
(略語)小学校三年生。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
三
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“小三”で始まる語句
小三郎
小三治
小三津