“将進酒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しやうしんしゆ50.0%
しょうしんしゅ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
愉快らしい青年が、楽しさうに「将進酒しやうしんしゆ」の畳句でふくを唄ひれて歩むのも見える、——それは悉くわしの悲哀と寂寞とにつらい対照を造る愉悦、興奮、生活、活動の画図である。
クラリモンド (新字旧仮名) / テオフィル・ゴーチェ(著)
赤木は昔から李太白りたいはく贔屓ひいきで、将進酒しょうしんしゅにはウェルトシュメルツがあると云うような事を云う男だから、僕の読んでいる本に李太白の名がないと、おおいに僕を軽蔑した。
田端日記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)