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射潰
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いつぶ
ふりがな文庫
“
射潰
(
いつぶ
)” の例文
私はあの女の眼を
射潰
(
いつぶ
)
して、片輪にしてやりたかつたのだよ。皆んな踊りに夢中になつて居る隙に、私は雨戸の隙間から、あの女の眼を狙つたのだよ。
銭形平次捕物控:315 毒矢
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
馬上から、
的
(
まと
)
を睨み、槍を投げては、的を
射潰
(
いつぶ
)
す彼の演技は、風神
颯爽
(
さっそう
)
として、華麗壮絶を極め、しかも一度の失敗もなく、五、六たびも繰り返された。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
大村兵庫の眼を、楊弓で
射潰
(
いつぶ
)
したのは、この淺五郎に相違御座いません。金づくで女房を奪られた怨だ。
銭形平次捕物控:040 兵庫の眼玉
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
潰
常用漢字
中学
部首:⽔
15画
“射”で始まる語句
射
射殺
射手
射貫
射出
射込
射干
射落
射竦
射水