寺社奉行じしやぶぎやう)” の例文
殘らず呼集よびあつめ次右衞門三五郎正座になほ座傍かたはらには寺社奉行じしやぶぎやう并びに遠藤喜助小林軍次郎等列座れつざにて一人々々に呼出よびいだし澤の井の宿を吟味ぎんみに及ぶも名主を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
寺社奉行じしやぶぎやうには松平對馬守近貞つしまのかみちかさだ。土井伊豫守利道としみち。井上遠江守正長とほたふみのかみまさなが大目付には横田備中守重春びつちうのかみしげはる。松平安房守乘宗あはのかみのりむね
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
しきて今や/\と相待あひまちける所へ三五郎次右衞門寺社奉行じしやぶぎやう郡奉行こほりぶぎやう同道にて來りしかば祐然は出迎いでむかたゞち墓所はかしよへ案内するに此時三五郎は我々は野服のふくなれば御燒香せうかうを致すはおそれあり貴僧きそう代香だいかう
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)